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社会福祉士の可能性を考える



今日の福祉において、時代の流れは地域共生社会の実現に向かっており、社会福祉士に対する期待値も高まっていると感じています。最近ではその流れを汲み「断らない相談支援」が可能な機関を作ろうと、各地でも活動が活発になってきています。

専門学校での授業では「社会福祉士のこれから」なんてことを話している身からすると、社会福祉士がこの流れにどのように乗り活躍していくのか、非常に興味がありますし楽しみに思っています。

 

ただ、いまの社会福祉士の現状を考えると、明らかに「これは課題だなぁ〜」と思うことがあります。
下の画像をみてください。

国の資料の引用です。

「社会福祉士は高齢者、障害児者支援、子ども・子育て支援、生活困窮者支援等の幅広い分野で活用されている。また、社会保障分野のみならず、教育や司法などの分野においてもその活用が期待されている」

と記載されているのにも関わらず、社会福祉士の現在の就労先は

・高齢者福祉 43.7%
・障害福祉  17.3%
・医療関係  14.7%
地域福祉関係 7.4%
児童母子関係 4.8%

となっています。いかがでしょうか。地域福祉と児童母子関係で働いている社会福祉士がいかに少数であるかがわかります。しかもこの2つの分野は、社会福祉協議会や児童相談所の職員など、いわゆる資格を保有している行政職がかなりの割合を占めていることは、すでにご存知の方も多いと思います。

 

つまり社会福祉士は、高齢者、障害、地域や児童もオールマイティに任してや〜とアピールしているにもかかわらず、それらに対応できる人は非常に少数であるといえます。「子ども家庭福祉士」を国が作ろうと動いているのもうなづけることなのかもしれません。もちろん反対ですが。

話が冒頭に戻りますが、このような現状も踏まえて、社会福祉士養成カリキュラムも実習先に学校(スクールソーシャルワーカー)の追加、地域福祉においてファンドレイジングの採用、実習時間の増加など、様々な案が出ています。協議中らしいですが。

今後これらのカリキュラムが採用されると、社会福祉士は地域共生社会にとって欠かせない資格・人材になると思います。例えば社会福祉士の資金調達による社会起業やスクールソーシャルワーカーや児童相談所での活動が増えるとか。その為には職能団体にも入った方が良いですしね。

今はまだまだ検討段階ですが、今入学している福祉専門学校の生徒は今の養成カリキュラムのまま社会に旅立ってしまいます。なので私自身が色々なフィールドで活動して、そこで得たものを授業で伝えられたらいいなと思いますね。

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