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ゲーム依存と引きこもりについて考えよう(体験談)

こんにちはMesoです。

今日はゲーム依存(ゲーム障害)と引きこもりについて書きたいと思います。

(ゲーム障害の基本情報はコチラ

 

プロフィールにも書いていますが、僕は1年間ゲームにハマって引きこもり生活を送っていました。

23歳ぐらいの時ですね。

夕方に起きて、ネットサーフィンして朝ごはん(世間でいう夕食)を食べる。

それから22時ぐらいまでオンラインゲーム。親が寝たらボリュームを落として朝4時までゲーム。

こんな日々を1年間送っていました。

もしあなたが僕の親なら「仕事さがせ」「いつまでゲームなんてやっているんだ」「もう社会人なんだぞ」「恥ずかしくないのか」「同級生を見てみろ」と思うことでしょう。僕はすでに社会人でしたが、学生やその親もまた然り。

 

でも、そんなことは言われなくても当人は100も承知なんですよね。それでも行動に移せないから、身近なネットやゲームに手を伸ばしてしまうんです。

 

じゃあなぜ行動に移せないのか。それはほとんど精神的な問題です。
「意地でも絶対働きたくない!」と思っているわけではありません。行動に移せない理由があるんです。

ただしこの理由は、表面から見るだけでは決して理解できるものではないと思っています。

僕の場合、引き金は家電量販店で働いていた時のノルマ制度でした。通信販売に押され「マンパワー」頼りの電気屋は、とにかく知り合いでも親戚でも誰でも良いから売れという方針でした。

事実、僕も家族や親戚に買ってもらっていましたが、その度にいつも思っていました。

絶対ネットの方が数万円安いのに・・・申し訳ないと。

そんな後ろめたさが心に積もり、いつしかコップ一杯になり、働き始めてちょうど1年経った頃に溢れ出してしまったわけです。

 

もしもそこで我慢して、2年、3年と仕事を続けていたら、「あんただから(他よりも多少高かろうが安かろうが)買うよ」と言ってくれるお得意様が増えたのかもしれません。石の上にも3年ということわざもありますからね。それができなかったということは、こうした販売業は向いていなかったということなのです。

 

じゃあ次は販売以外の仕事を探せばよくね?福祉の大学でてんだし、介護の仕事でもしたらよくね?

普通そうなりますよね?

でもできなかったんです。その理由は、電気屋での経験ではなく、大学卒業前の出来事にあったんです。

 

就職活動の時、父親が癌で亡くなりました。大学は福岡、実家は愛媛と離れて住んでいたので、具合は悪いと聞いていながらも、余命わずかということを知ったのは亡くなる少し前でした。

看取りの時期はありましたが、感覚的には父親が突然わけもわからず死んだという感覚でした。

その時のショックを受け入れる余裕もなく就職活動、就職、新入社員研修と流れるように時が進み、仕事がなくなった時に、初めてPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状が顕著に現れたんだと思います。

父親の死から1年経っていたので、当時は働けない理由は電気屋での仕事が原因だと思っていて、まさか自分が「父親の死」をずっと引きずっていたなんて考えもしなかったです。

引きこもりの期間を振り返って、僕の場合はその心の傷が修復するのに、1年かかったという解釈をしています。母親は多分気づいていたんじゃないでしょうか。「働け」と親なら毎日でも言いたいセリフを、最小限の頻度に抑えてくれていました。

 

自分語りが長くなりましたが、この記事では、自分の体験を通じて引きこもりが長期化してしまう背景には、様々な要因があるということを伝えたかったんです。僕の体験はその一例です。

これに加えて、最近の絶え間なくリリースされるスマホゲームや課金システム、よりリアリティなオンラインゲームの普及は、上手に付き合わないと今以上にこどもや若者の生活に悪影響を及ぼすものになると思います。

その実態はすでにニュースや新聞で問題視されていますし、私自身、スクールソーシャルワーカーとして小・中学校で働いている時に把握していました。

 

このような社会問題に対し、こどもや若者がデジタル社会と上手に向き合い、健康的で豊かな生活が送れる社会づくりを目指す団体「特定非営利活動法人こどもデジタルサポート(仮称)」を立ち上げることにしました。

学校や地域での予防啓発活動を行ない、病院や相談機関などの社会資源とのつなぎ役ができればと考えています。

ひとつ言っておきたいのは、ゲーム=悪ではないということです。私自身、ゲームは大好きです。eスポーツなどはもっと普及して欲しい。だからこそ、将来を担うこどもたちがゲームやネットを楽しく活用できるよう支援することができればいいなと思います。

 

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